コーチングツール活用講座

部下などに対するコーチングの実践やセルフコーチングに使えるさまざまなツールを紹介するコーナーです。ツールをうまく使いこなして、コーチングをレベルアップさせましょう。


とにかくたくさん書き出そう

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思考の枠を超えるために

コーチは、ゴールや現状、アクションプランについてクライアントに質問して答えを聞いた後に、続けてこんな質問をすることがあります。

「他には?」
「もっとありませんか?」
「さらにあと5個挙げるなら?」

すでに頭の中にあったことを話したつもりでも、こうした質問をされると、案外、他の案や事実が次々と出てくることがあります。また、最初に話したことよりも、後から出てきたことの中に重要なテーマやヒントが隠れていることが少なくありません。

私たちは、知らず知らずのうちに自分の思考やアイディアに「制限」や「枠」を設けています。コーチの役割のひとつは、そうした制限や枠の外へと相手を連れ出すこと。質問はそのための強力な方法ですが、ワークシートを使う方法もあります。項目をできるだけ書き出してもらうことで、それまで思いつかなかったアイディアが浮かんでくることがあるからです。

今回は、思考の枠を広げるためのワークシートをご紹介します。誰かにコーチをするときだけでなく、セルフコーチングにも活用することができます。


ご紹介した2つのシートは、あるテーマについて項目を100個書き出すためのものです。

ここで重要なのは「100」という数です。ほとんどの人にとって「100」という数は、通常思いつくアイディアの数を大きく超えているのではないでしょうか。項目を100個考えることは、普段は顕在化していないものを浮かび上がらせ、可能性やアイディアをあぶり出すために役立ちます。

100のリストをつくるために

100のリストアップをうまくいかせるには、次のようなことがポイントになります。

まずは20個まで一気に書く

自転車やボートの最初の漕ぎ出しがたいへんなのと同じです。勢いがつくと、そのあとは案外スムーズに進みます。

似たものもOK! 同じことを何度か書くのもOKとする

ある程度の重複はOKにして進めましょう。また、似たものが多い、何度も出てくる、というそのことから、気づくことも多いはずです。とにかく書き出し続けましょう。

これ以上は無理!と思ったときがチャンス

そこであきらめずに進めましょう。クリエイティブ魂に火がつき、新たな視点がきっと出てきます。

それでも行き詰まったら...

誰かとそのテーマについて話し合ってみましょう。フィードバックや相談をする他にも、そのテーマについて、相手に聞くことが大きなヒントになることもあります。

とにかく書き出す!

初めから完璧なリストを目指す必要はありません。「実現が難しいのでは?」、「ドンピシャではないな...」というものもとにかく書き出します。完璧主義や慎重さは一旦脇に置いて、とにかく書き出すのです。


100のリストは一気に書き出すのも効果的ですが、時間をおいて何度か書いてみたり、加筆修正しながら書き続けることで、新たな発見があります。

アイディアを深めたいと思うテーマやちょっと気になっていることについて、項目を100個書き出してみませんか。


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