コーチングツール活用講座

部下などに対するコーチングの実践やセルフコーチングに使えるさまざまなツールを紹介するコーナーです。ツールをうまく使いこなして、コーチングをレベルアップさせましょう。


アクティブ・リスニング(2) 相手をつかむ聞き方 ~ 耳を傾けるべきは「何」か?

アクティブ・リスニング(2) 相手をつかむ聞き方 ~ 耳を傾けるべきは「何」か?
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コーチング型リーダーは、「聞く」ことを通して信頼関係を築くだけでなく、相手の行動まで促します。それが可能なのは、「行動を促進させるポイント」と「行動を停滞させるポイント」を聞き分けているからです。

今回ご紹介する2つのツールのから、聞き分けるためのポイントを具体的にご紹介します。

コーチが耳を傾けること

耳を傾ける:コーチが耳を傾けること、耳にすること100

(コーチヴィルより)

行動を促進させるポイント

「コーチが耳を傾けること」より《 2つの欲求 》

  • クライアントは、本当は何がしたいのかがわかっていますか?
  • 何にコミットしようとしていますか? それに対する準備にはできていますか?
  • クライアントは自分がしようとしていることに納得していますか?

「コーチが耳を傾けること、耳にすること100」より《 3 リソース/財産 》

▶︎未知のスキル/才能
▶︎ネットワークのサイズ/パワー
▶︎過去の経験/知識
▶︎特殊な知識 など

行動を停滞させるポイント

「コーチが耳を傾けること」より 《 3 障害 》

  • クライアントの言葉や態度の中に恐怖や不安はありませんか?
  • 何度も同じ失敗を繰り返していませんか?
  • 前に進もうとするクライアントの邪魔をしているものは何ですか?

「コーチが耳を傾けること、耳にすること100」より 《 4 不安/懸念 》

▶︎イエスといっているが本心はノー
▶︎先延ばし
▶︎目標からそれる
▶︎話題を変える  など

このようなポイントを聞き分けられると、相手の行動を促進するサポートが可能となります。

人は同じような状況を前にしても、捉え方や意識するポイントによって、全く違う解釈をしたり違う行動をしたりするものです。聞くことを通して、相手の捉え方や考え方に意識を向けて注意深く聞き分けることで、より相手に適した関わりが可能になります。結果として、相手の行動の選択肢を広げ、行動を促進することができるようになります。

判断モードに入らない

最後に気をつけるべきことを一つ。それは「判断」モードに入らないこと。「判断的に聞くこと」と「目的をもって聞くこと」は全く違います。

もし話を聞きながら、「正しい/間違っている」「良い/悪い」「自分と一緒/自分とは違う」といった二極化モードが自分の中で強まっていると感じたら、要注意です。

そうならないためにも、ときどき、次のことにも耳を傾けましょう。

「コーチが耳を傾けること」より《 6 クライアントに対する自分の反応 》


  • あなたはクライアントに対して、どのように反応していますか?
  • あなたの反応はクライアントにどんな影響を与えていますか?
  • クライアントではなく、自分自身をコーチングしていませんか?

「コーチが耳を傾けること、耳にすること100」より 《 6 コーチの反応 》

▶︎助けたいという強い欲望
▶︎守りたいという強い欲望
▶︎クライアントを駆り立てる
▶︎あきらめ  など

参考:CoachAcademia モジュール03「目的を持って聞く」


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