コーチングツール活用講座

部下などに対するコーチングの実践やセルフコーチングに使えるさまざまなツールを紹介するコーナーです。ツールをうまく使いこなして、コーチングをレベルアップさせましょう。


「1on1」に使えるチェックテスト(1) 部下が仕事を抱え込んでいると感じたら

「1on1」に使えるチェックテスト(1) 部下が仕事を抱え込んでいると感じたら
メールで送る リンクをコピー
コピーしました コピーに失敗しました

日常的な業務相談では、どうしても「業務をどう進めるか」が話の中心になります。つまり「コト」に焦点が当たるもの。そんな中、1on1ミーティングは「人」に焦点を当てるチャンス!

頭でわかってはいても、「いったい、どんな風に話せばいいのか?」「いきなり相手について聞くと、唐突な印象を与えてしまわないか?」と、「?」や「迷い」でモヤモヤするうちに、約束の時間。結局、きっかけや切り口をつかめず、いつもと変わらない業務相談(指導)の時間や雑談の時間になってしまっている...

そんなときに試してほしいのが「チェックテスト」です!

上司にとっては、対話のきっかけづくりに。
部下にとっては、自分をいろいろな角度から見つめ直す機会に。

チェックテストをきっかけにタッチポイントをうまくつかむことができれば、部下自身に焦点を当てることが可能になり、いつもとは違う、相手を主役にした対話をつくり出すことができるようになります。

本シリーズでは、1on1で使える効果的なオンラインチェックテストを、違った切り口で2つずつ紹介していきます。

(1) 部下が仕事を抱え込んでいると感じたら
(2) リーダー候補の部下と扱うテスト Part 1「リーダー力」を備える
(3) 「セルフコントロール力」に課題を感じたら
(4) 部下と今後のキャリアステップを共に考える
(5) フィードバックを自然にもらう
(6) 変化の時代を生き抜く力
(7) アスリートに学ぶ「勝負力」
(8) 優秀ゆえに抱え込みがちな部下の影響力を高める
(9) リーダー候補の部下と扱うテスト Part 2「関わる力」をチェック!
(10) リーダー候補の部下と扱うテスト Part 3「ヒューマンスキル」を磨く
(11) 忙しい時期こそ目を向けたい「健康をキープする力」
(12) 関係構築のための「自分と相手を知る力」

今回は、部下が仕事を抱え込んでいると感じたときに使えるチェックテストです。

部下が仕事を抱え込んでいると感じたら

仕事を抱え込んでしまう理由はさまざま。しかし、多くの場合は「タイムマネジメント」と「人間関係・コミュニケーション」ということが多いものです。

今回はその2つのテーマに関するチェックテストをご紹介します。


タイムマネジメントの傾向を知ろう。あなたはどのタイプ?

タイムマネジメントスタイルチェック

Test.jp タイムマネジメントスタイルチェック(無料)

タイムマネジメントとは「無駄なく時間を使うテクニックではなく、本当にやりたいこと・重要なことに時間を費やすこと」。それを前提に、自分のタイムマネジメントの特徴を知るためのチェックテストです。

36の質問項目に5段階で答えていくと、自分のタイムマネジメントスタイルの分布(攻撃・競争タイプ、完全癖タイプ、過剰適応タイプ、優柔不断タイプの全部で4つ)がわかります。

結果には、それぞれのタイプのついて簡単な特徴・処方があり、そこからタイムマネジメントの改善のためのヒントを得ることができます。

加えて、診断のための質門項目を答えていくプロセスでは、自然と自分のふだんの取り組みを振り返ることができ、案外、そこから効くポイントを発見することも。


あなたはチームワーカー? それとも?

チームワークの適性チェック

Test.jp チームワークの適性チェック(無料)

チームワーク適性を50点満点で診断するテストです。10の質問項目に4段階で答えることで、チームの中の自分のふだんの振る舞いを振り返ります。

実は、テスト結果以上にヒントになるのが、10の質問項目に答えるプロセス。ゆえに1on1の中で質問項目を一緒に検討していくのもおススメです。

ただ、このテストを使うときの注意点があります。点数が出るだけに、本人も上司も「点数が高い方がいい(チームワーカーであるべし!)」と思い込みがち。しかし「チームワーカーであるほうがよい」というのは、一つの視点にすぎません。大事なのは、本人にとってより働きやすいあり方や振る舞いのヒントを得ることです。チームワーカーとして「不足していること」に焦点を当てるのではなく、どうしたらより働きやすい環境をつくることができるかにフォーカスして話をしましょう。

いかがでしたか? 今回ご紹介したテストが、対話と、成長・飛躍のきっかけとなりますように。

ここがポイント!

自分一人でなら気軽に楽しめる「チェックテスト」も、上司と一緒に扱う、上司に結果を見せるとなると、ちょっと構えてしまうこともあるかもしれません。そこにあるのは、「評価される」という感覚や、「ダメなやつとは思われたくない」、反対に「自惚れていると思われたくない」といった気持ちでしょう。

ですから、チェックテストを使うときにはセットアップがとても重要です。

  • 問題点の洗い出しや反省の材料ではないこと
  • 成長やより良い変化へのヒントや強みを発見するためのもの

このことを共有し、気軽に楽しんで取り組めるようにテストを紹介しましょう。扱い方は、事前にホームワークでしてもらうのもあり。1on1ミーティングで一緒に取り組むのもありです。

また、上司であるあなた自身も取り組み、その結果や感想を部下と共有するのもセットアップや話しやすい関係構築に効果的です。

ただその場合、話しすぎにくれぐれもご注意を! 1on1はあくまでも「相手のための時間」なのですから。


この記事はあなたにとって役に立ちましたか?
ぜひ読んだ感想を教えてください。

投票結果をみる

※営利、非営利、イントラネットを問わず、本記事を許可なく複製、転用、販売など二次利用することを禁じます。転載、その他の利用のご希望がある場合は、編集部までお問い合わせください。

アセスメント

メールで送る リンクをコピー
コピーしました コピーに失敗しました

関連記事