コーチングツール活用講座

部下などに対するコーチングの実践やセルフコーチングに使えるさまざまなツールを紹介するコーナーです。ツールをうまく使いこなして、コーチングをレベルアップさせましょう。


「自己認識」向上シリーズ(7) 〜「関係構築力」に今必要な足し算、引き算を

「自己認識」向上シリーズ(7) 〜「関係構築力」に今必要な足し算、引き算を
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近年、リーダーに不可欠な能力として注目されている「自己認識力」の向上をテーマに、役立つツールを毎回テーマ別にご紹介。

(1) 自分の「影響力」に気づき、高めよう
(2) 自分の「個性」に気づき、活かそう
(3) 自分の「マネジメント力」を棚卸し、向上させよう
(4) 自分の「あり方」に気づき、アサーティブネスを手に入れよう!
(5) 自分の「コーチ力」を知り、発揮しよう
(6) ストレスとのつき合いかたを知り、快適に活躍しよう
(7) 「関係構築力」に今必要な足し算、引き算を
(8) あなたの「人間関係」をさらに豊かに!

今回のテーマは、「関係構築力」です。

「関係構築力」と一口に言っても、必要とされる能力やスキルは、時と場合そして相手によりけりです。

ましてや変化も大きく、またそのスピードも早い現代においては、もしかしたらあなたの「関係構築力」の認識は、すでに古いかもしれません。

また、たとえば、前の職場では有効だった関わりが今の職場ではあまり機能していないという場合もあるでしょう。

ぜひここで、ちょっと立ち止まって、自分と周りを振り返り、関係構築力をアップデートしてみませんか?

今回はそれに役立つ足し算ツールと引き算ツールを1つずつご紹介します。

ネイティブ・コーチに学ぶ、あなたに今必要な「関係構築力」

モデルとなる人のリストアップ(Test.jp 内「コーチヴィル」より)

このツールは、モデルとしたい人を7人選んで観察し、その特徴をリストアップすると共に、自分がその人に近づくにはどうしたらいいのかを棚卸しするワークシートです。

ぜひ「関係構築力」をテーマに、このワークシートに取り組んでみてください。

たとえば、ご存知の通り、コーチングは人を育成したり、能力を引き出すのがうまい「ネイティブ・コーチ」のコミュニケーションを観察・分析して体系化されました。

同様に、あなたの周りの「関係構築力」の高い人、たとえば

  • 関係構築のスピードが早い人
  • さまざまなタイプとも関係構築できる人
  • 構築した関係を維持したり、強化したりできる人

を探し出し、観察、分析して、あなたの関係構築力アップのヒントにしましょう!

できれば、身近にいる実在の人物から選ぶのが最適です。それがもっともリアルな事例だからです。

残念ながら身近にはそうした人物を発見できない場合も、できれば、小説などのフィクションより、歴史上の人物や実在する人物のリアルな事例を参考にすると具体的なイメージが湧きやすいでしょう。

ただ、共通して言えることは、コミュニケーションには「必ず、いつも、絶対」はないということです。また、個性や強みにより、モデルとなる人物にとっては有効でも、あなたにとってはあまり有効でないものもあるはずです。ゆえに、「検証」が必要です。

検証の結果うまくいかない場合は、ちょっとやり方を変えるなど、あなたにマッチした方法を模索してみてください。

「関係構築力」を阻害する「癖」を一掃しよう!

さて、何かをスキルアップしようとするときや行動計画を立てるとき、私たちは「足し算」思考に陥りがちです。

しかし、実は障害や負の作用を取り除くといった「引き算」のアプローチも有効なことがあります。特に関係構築においては、関係を築き、維持するのと同じくらい、関係を損なわないようにすることが必要です。

そこで活用できるのがこちらのツールです。

コミュニケーションの失敗例100(Test.jp 内「コーチヴィル」より)

こちらは、次の10のカテゴリー別に、信頼欠如につながりやすいコミュニケーションの失敗例が合計100個リストアップされているリストです。

  1. 信頼感の欠如
  2. 無作法
  3. 流れを損なう
  4. 明確さを欠く
  5. あたたかみのない
  6. 下手な聞き手
  7. 下手な話し手
  8. 焦点のずれ
  9. 効果のないスタイル
  10. 気にさわる声/口調

100の項目の中には、「嘘、誤解、不誠実がある」「批判的・過酷」「独善的」といった一目瞭然のものから、「調子のいい回答/引用、決まり文句ばかり」「心配しすぎ」「訂正しすぎる」「遠回し・ほのめかし」といったついついしてしまいがちなものまで。

自分のふだんの関わり方、振る舞いを振り返り、気になる項目があったら、それをなくすこと(つまり、引き算)にぜひトライしてみてください。


いかがでしたか?

まずはぜひ自分について活用してみてください。

そして次に1on1ミーティングなどで、次のリーダー候補やマネジメントに関わる部下とも活用してみてください。


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