コーチングツール活用講座

部下などに対するコーチングの実践やセルフコーチングに使えるさまざまなツールを紹介するコーナーです。ツールをうまく使いこなして、コーチングをレベルアップさせましょう。


「1on1」に使えるチェックテスト(12)関係構築のための「自分と相手を知る力」

「1on1」に使えるチェックテスト(12)関係構築のための「自分と相手を知る力」
メールで送る リンクをコピー
コピーしました コピーに失敗しました

上司にとっては、対話の話題づくりに。
部下にとっては、自分を様々な視点で見つめ直す機会に。

そんなきっかけづくりに役立つオンラインチェックテストを、毎回違った切り口で2つずつ紹介していきます。

(1) 部下が仕事を抱え込んでいると感じたら
(2) リーダー候補の部下と扱うテスト Part 1「リーダー力」を備える
(3) 「セルフコントロール力」に課題を感じたら
(4) 部下と今後のキャリアステップを共に考える
(5) フィードバックを自然にもらう
(6) 変化の時代を生き抜く力
(7) アスリートに学ぶ「勝負力」
(8) 優秀ゆえに抱え込みがちな部下の影響力を高める
(9) リーダー候補の部下と扱うテスト Part 2「関わる力」をチェック!
(10) リーダー候補の部下と扱うテスト Part 3「ヒューマンスキル」を磨く
(11) 忙しい時期こそ目を向けたい「健康をキープする力
(12) 関係構築のための「自分と相手を知る力」

今回の切り口は...
関係構築のための「自分と相手を知る力」です。

新年度もスタート。新社員や異動してきたメンバーをチームに迎えたり、自分自身も異動や転職をしたり、と変化・出会いの多い季節。

たとえば、そんな出会いの中で、新たに関係構築に取り組む方々も多いのでは?ということで、今回目を向けるのが「自分と相手を観察する力」です。

さて、そのためにまず取り組みたいのが「自分」について知ること。実は「自分を知る」ことで、相手を観察・理解する力もぐっと上がります。

なぜなら、私たちは日々、自分を基準にして活動し、自然と自分の「当たり前」は、相手、さらにはみんなにとっても「当たり前」と思い込んでしまいがち。それが相手と自分の違いを気づきにくくしています。

自分のことを知ることで、そうした思い込みが減り、「自分はこうだけど、相手はどうかな?」と興味をもって、そして違いを尊重して向き合うことができるようになります。

そこでぜひ活用していただきたいのが、次の2つのチェックテストです。

あなたはどんな人?

この質問にあなたはどう答えるでしょうか?

人は一人ひとり違い、また複雑な存在。どんな人かを表現したり、理解したりするのはなかなか難しいものです。だからこそおすすめしたいのが、いくつかの切り口のもと、観察すること。

そこでおすすめなのが次のチェックテストです。

パーソナリティチェック

Test.jp パーソナリティチェック(無料)

このテストでは、行動パターンに目を向け、その人の「パーソナリティ」を探ります。全25問に5段階で答えることで、あなたのパーソナリティの特徴として、「外向性」「同意性」「協調性」「誠実性」「挑戦性」の5つの強弱を診断するのに加え、5つの特徴それぞれがどんな性質なのか、ミニTIPSを読むことができます。

たとえば、次の設問、あなたは「よくあてはまる」「あてはまる」「どちらでもない」「あまりあてはまらない」「全くあてはまらない」のどれでしょうか?

  • リーダーのいない状況では、すすんでその役割を負う
  • ひとりで仕事するよりも、人と仕事するほうが楽しい
  • 人が違ったやり方を提案するときには、その考えをサポートし、手助けする。「それは意味がない」「前例がない」「成功例はあるのか」「できない」などと言わない

自分についてはもちろん、誰かを観察しながら回答することで、観察ツールとしても活用できます。パッと答えられる設問もあれば、ちょっと迷う項目もあるかもしれません。

誰かと一緒に、テストを間において、お互いどうか、話し合いながら相互理解を深める、という使い方もおすすめです。

あなたはどのタイプ?

さらに、もっと観察を進めるなら、おすすめなのがこちらのテストです。

タイプ分け(有料)

Test.jp タイプ分け(有料)

こちらのテストは、臨床心理学、組織行動学などをベースに、人のコミュニケーションスタイル、パターンを4タイプに分類し、現在のあなたがどのタイプに当てはまるかをチェックするテストです。

このテストでは、対人関係のあり方を次の4つのタイプに分類しています。

人や物事を支配していく「コントローラー・タイプ」

人や物事を促進していく「プロモーター・タイプ」

分析や戦略を立てていく「アナライザー・タイプ」

全体を支持していく「サポーター・タイプ」

全40問に「あてはまる」「ややあてはまる」「あまりあてはまらない」「あてはまらない」の4段階で答えると、自分がタイプの傾向がスコアで示され、一番スコアが高いタイプについて、「根底にある欲求」「特徴(課題に取り組む・人間関係のそれぞれについて)」「モチベーションを刺激されること」についての解説を読むことができます。

合わせて、他のタイプのミニ解説、さらには、各タイプとの関わりヒントも読むことができます。

注意したいのは、「自分はこのタイプ」「こういう人」と決めつけにしてしまわないこと。自分や相手を観察し、理解していくための「鍵」のようなものとしてぜひ活用してください。

そうした効果的な活用法や注意ポイントは、下記にわかりやすくまとめられていますので、ぜひチェックしてみてください!

【図解】「タイプ分け™」とは 〜あなたはどのタイプ?タイプ分けで上手くいくコミュニケーション

いかがでしたか?

今回ご紹介したテストが、対話と、成長・飛躍のきっかけとなりますように。

ここがポイント!

自分一人でなら気軽に楽しめる「チェックテスト」も、上司と一緒に扱う、上司に結果を見せるとなると、ちょっと構えてしまうことも。そこにあるのは、「評価される」という感覚や、「ダメなやつとは思われたくない」、反対に「自惚れていると思われたくない」といった気持ち。

ですから、セットアップがとても重要です。

  • 問題点の洗い出しや反省の材料ではないこと
  • 成長やより良い変化へのヒントや強みを発見するためのもの

であることを共有し、気軽に楽しんで取り組めるようにテストを紹介する必要があります。

扱い方は、事前にホームワークでしてもらうのもあり。
1on1ミーティングで一緒に取り組むのもありです。

また、上司であるあなた自身も取り組み、その結果や感想を部下と共有するのもセットアップや話しやすい関係構築に効果的です。
(ただその場合、話すぎにくれぐれもご注意を! 1on1はあくまでも「相手のための時間」なのですから)


この記事はあなたにとって役に立ちましたか?
ぜひ読んだ感想を教えてください。

投票結果をみる

※営利、非営利、イントラネットを問わず、本記事を許可なく複製、転用、販売など二次利用することを禁じます。転載、その他の利用のご希望がある場合は、編集部までお問い合わせください。

アセスメント リーダー/リーダーシップ リーダー開発

メールで送る リンクをコピー
コピーしました コピーに失敗しました

関連記事