Coach's VIEW

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チームワークを棚卸する

2年前に、弊社の4つのチームを対象に下のアセスメントを実施しました。

当時はまだ、『ソーシャルキャピタル』という言葉を知りませんでしたが、
感覚的には、チーム間の信頼やコミュニケーションの頻度や質が
業績に影響すると思っていました。

一方では単に雰囲気がいいことが、
必ずしも、業績とは関係しないという見方もありましたから、
それをはっきりさせる目的もあって、アセスメントを実施したのです。
全部で12問あります。

1.すべてのチームメンバーが、グループのゴールを理解した上で、ゴールに対するコミットメントをもっている
2.チームメンバーがお互いのアイディアについて建設的なフィードバックをしている
3.グループの業績の基準や方向性に従うことに対して、メンバーが無理を感じていない
4.グループ内のコンセンサスに従うことを強制されるのではなく、反対意見も受け入れられている
5.メンバー間に活発なコミュニケーションがみられる
6.重要な決定を下すための責任や権利は、チーム全体に与えられている
7.すべてのメンバーが自分の意見を表現できるチャンネル(回路)が 開かれている
8.メンバーには、自分の仕事に必要なスキルやトレーニングを受けるチャンスがある
9.メンバーは全員平等に扱われている
10.チームリーダーの指示がなくても、メンバーがお互いにサポートし合っている
11.チームの業績と同時に個人の業績も評価されている
12.グループ内で、さまざまな業務を遂行するための責任や役割がはっきりしている
2年後、チームごとにこのアセスメントのスコアと業績を比較すると、
確かに スコアの高かったチームの売り上げ、利益率は
ともに他のチームに対して高いものでした。

また、途中でそのことに気づき、
改善を試みたチームの業績にも変化が見られました。

スコアの高さがすぐに影響するわけではありませんが、
2年の間には違いを生み出しています。
このアセスメントは、ソーシャルキャピタルを計る
一つのツールと考えられると思います。

チームワークに関するアセスメントは、
ウェブ上で実際にやることができます。

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