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どこにでも飛び込んでくるコーチたち

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昨年、ケベックで行われた国際コーチング連盟の大会に来ているコーチたちを部屋に呼び、プロモーションビデオの撮影をしたことをお伝えしましたが、いよいよその「ゲストコーチシリーズ」が2月からスタートします。

このプロジェクトを進めるにあたって、パム・リシャードさん(国際コーチング連盟の2005年度の副代表)が大いに力を貸してくれました。

パムは、アメリカコーチ・ユニバーシティの設立時からのメンバーで副社長も務めた人です。彼女に「来年ゲストコーチとして、日本のコーチたちに75分間のオンラインクラスをやってくれる人を集めてほしい」と伝えたところ、ヒラヒラとドレープのある服をなびかせながら会場を巡り(彼女はそういう服が好きなのです)、次の日には5人集めて、撮影会場に連れてきてくれました。

また、大会が終わった後も声をかけ続けてくれ、8人のコーチによるプログラムが決定しました(今後も増える予定です)。

彼らと仕事するととても面白いのは、メールの使い方。このようなプロジェクトができると、彼女はお互い知ってる人も知らない人もかまわず、一緒に同報メールで情報を送ってしまうのです。

「日本で、こういう感じのトピックで75分の内容でやりたいのですが、協力してください。詳しくはKeikoに聞いて!」

こういうノリです。もちろん、パムに対する信頼度が高い、という前提があるのでしょうが、こちらからアプローチすると、一人ひとり実に誠実に対応してくれます。

私としては、会ったこともない人たちなのですが、最初から「Hi,Keiko!」とまるで、古くからの知り合いのよう。クラス運営に必要な資料や写真などを送ってくれるようにリクエストすると、すばやく送ってくれます。

この経験は、7年前の、コーチ・トゥエンティワンの設立時のことを思い出させます。

ご存知、デービッド・ゴールドスミス氏と弊社の社長の伊藤守が「コーチングって何?」とメールでやりとりをしたとき、お互いのことをほとんど知らないにもかかわらず、「日本に来てコーチングの研修をやってくれないか」とリクエストしたところ、すぐに「飛行機の切符をとりました」という返事をもらって、仰天したことを思い出します。

使い古されている言葉ですが、「パイオニア精神」というものを感じます。彼らは、いつでも自分が必要とされれば飛び込んでいく。それが絶大なる信頼感を得るのだな、ということを実感します。

ゲストコーチ・シリーズは、コーチングストアから、音源ファイルをご購入いただくことができます。

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