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ケイコーゥ、プリーズ
コピーしました コピーに失敗しました昨年から今年にかけて、コーチ・トゥエンティワンのオフィスでよく、こんな風にスタッフから声をかけられます。
「平野さーん、"ケイコーゥ、プリーズ"という電話が来ています。代わっていいですかー」と。
この1年間で顕著な傾向として、外国の人からの問合せが増えたことが挙げられます。
先日は、私が理事を務めていた国際コーチング連盟(ICF)の副理事クリスティーンの紹介で、という男性から電話を受けました。その人は関西に在住し、コーチとコンサルタントをやっているとのこと。コーチ・トゥエンティワンとコラボレートして仕事ができないかというオファーでした。その後、丁寧に英語と日本語で書かれた事業計画書が送られてきました。
次の日は外国に本部がある教育機関の人が尋ねてきました。コーチングについてのカリキュラムについて相談。コーチングを学ぶ場を広げたいので、コーチングのパイオニアと組んで何かできないか模索したいというものでした。
また、アメリカ商工会議所が出している刊行書のライターから、コーチングのトレーニングスクールに関する取材も受けました。個人からの問合せでも、コンサルタントのご主人と一緒に来日した人(本人も元コンサルタント)が、コーチングを本格的に勉強したい、日本で英語によるコーチングの教育機関はないか、と訪ねてきました。
紹介で私のことを聞いてくる人は別として、いったいどこで、私の名前を知ったのかと聞くと、国際コーチング連盟(ICF)のコーチ照会サービスを利用しているとのこと。これは、国際コーチング連盟のメンバーになると登録することができ、私は8年前から利用していますが、こんなにも多くの人の問合せを受けるのは、最近になってからです。
ICFでは、何年も前から「グローバル化」というキーワードを掲げつつも、これまでは、実のところアメリカ国内のコーチたちの集団でした。しかし最近、本当の意味でのグローバル化が進んでいるのだということを実感します。
今年もサンホセで第10回目の国際コーチング連盟の大会(11/9~11/12)が行なわれます。どうやら今年は歴史的に最大級のものになる予感。2000人集まることが予測されており、今から盛り上がっています。
さて、今朝もまた外国から電話が一本。それも、朝ミーティングを予定していたイローナからです。
「ケイコー、ごめんなさい。今日の電話ミーティングはキャンセルさせてください。今カナダは大雪で、サーバが全部ダウンしたの。この電話もかろうじてつながっているの......ブツッ」
昨年のトルネードのケース(2004.10.6配信号)でもそうでしたが、海外がぐっと身近に感じられる毎日です。
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