Coach's VIEW

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ラーニング・コーチ

コーチは、クライアントが目標を達成する上で
必要な情報は何か、必要なツールやネットワーク
これらを棚卸しし、選び、
それを備えさせることを仕事としています。

棚卸しには、アセスメントやインベントリーシステムを頻繁に使います。
そうすることで、全体像を明らかにして、
何を身につける必要があるかを、選べるようにするのです。

何をしたらいいかがわかる。
何を身につけたらいいかがわかる。

次の課題はできるだけ速やかに、
確実にそれを身に着ける方法を知ることです。

「国語、英語、数学、、」
「マネジメント、リーダーシップ」
「コミュニケーション」

私たちは、これらをどうやったら
自分に合った方法で学ぶことができるかについて知りたいのです。

ともすると、努力、継続、反復など、
学習態度が問題にされますが
学習態度は、学習効果が実感できない限り、身につきません。

努力は成果が実感できて初めて生じるもので、
右も左もわからないことに、努力などできないものです。

効果的に身につけるためには、
自分の学習スタイルを理解し、自分の優位感覚を知り、
不必要な遠回り、不必要な痛みや混乱を伴わずに、
自分で知識やスキルを習得できるようになることです。

早く、確実に身につけ、
それを使うことで周りに影響できる。

自分の有能さを実感して初めて、
私たちは、自発的、自律的でいることができます。

したがって、コーチングのテーマが何であっても、
その基本にはラーニング・コーチがあります。
ラーニング・コーチの上に、目標の設定、目標達成のプロセスを
組み立てることができるようになります。

反復練習が効果的な人もいます。
言葉で覚えるのが得意な人もいます。
一回で覚えてしまった方がいい人もいます。
見て覚える、聴いて覚える、自分でやって覚える人もいます。

記憶することを得意とする人もいます。
記憶を苦手とする人もいます。
言葉を使うことを得意とする人。
ビジョンを思い浮かべるのを得意とする人。

人はそれぞれ違います。
学習スタイルもそれぞれ違います。

いいコーチは、常に、
たとえどんなテーマを扱っていても、
クライアントがより効果的に学べるようようにする。
それを視野に入れています。

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