コーチングツール活用講座

部下などに対するコーチングの実践やセルフコーチングに使えるさまざまなツールを紹介するコーナーです。ツールをうまく使いこなして、コーチングをレベルアップさせましょう。


エネルギーマネジメントでパフォーマンスアップ!(3)~新たなエネルギー源を確保する!

エネルギーマネジメントでパフォーマンスアップ!(3)~新たなエネルギー源を確保する!
メールで送る リンクをコピー
コピーしました コピーに失敗しました
(1) まず、エネルギー漏れを防げ!
(2) エネルギーを効果的に活用する!
(3) 新たなエネルギー源を確保する!

エネルギーを高める活動を習慣化する

さて、今回の講座では、エネルギーマネジメントをテーマとして、ここまで、

について考えてきました。

これは車のドライブにたとえるなら、自家用車のガソリン漏れや故障をなくし、ドライビングテクニックを磨いてきた、と言えるでしょう。

最終回はいよいよ「新たなエネルギーを得る」方法を検討していきます。

これはいわば、自家用車のバージョンアップ、より高いグレードへの買い替え、さらには新幹線や飛行機といった他の移動手段の活用です。

より高い目標、より大きなチャレンジに向けて、エネルギーを増やし、その質を向上させるために役立つ取り組みとツールをご紹介していきます。

まずはこちらから。

「エネルギー源の発見」Test.jp 内「コーチヴィル」より

日々エネルギーを使うだけでは、やがて消耗してしまいます。

一方で、前進すれば前進するほど、そして成功すれば成功するほど、周りからの期待も高まり、担う役割や仕事はより大きなものになっていきます。

そんな変化に備えるためにも、意識的にエネルギーの量と質の向上に取り組むことが必要です。

そこで役立つのが「エネルギー源の発見」です。

このツールでは、まず、あなたのエネルギーを高める活動を特定します。

そして、さらにそれを習慣化することに取り組みます。なぜなら、エネルギーが低下するたびにエネルギーアップを試みるのでは、非効率で時間もかかるからです。

エネルギーを高める活動を習慣化し、日常生活に組み入れておくことで、エネルギーを一定のレベルで保ち、さらには全体のエネルギー量を自然と高めていくことができます。

さて、あなたのエネルギーの量と質を高めてくれるのは、どんな活動や取り組みでしょうか?早速リストアップしてみましょう。

自分の進化を明らかにする

次に紹介するのはこちらのツールです。

自分が進化している証100」(Test.jp 内「コーチヴィル」より

「成長」「進化」することでも私たちはエネルギーを上げていくことができます。

ところが私たちは忙しい日々の中、それを実感しないままで走り続けていることが少なくありません。

そんな私たちに必要なのは、自分自身の進化や成長を明らかにし、それを実感する機会です。

そこで役立つのが「自分が進化している証し100」のリストです。

このツールでは、人間関係、学習、能力、自己、生き方、行動、思考、スキル、認識、姿勢という10のカテゴリーについて、自らの進化を振り返るための100の視点が紹介されています。

まずはこのリストを使って、自分の進化を明らかにし、実感しましょう。そのこと自体がまず、私たちにエネルギーを与えてくれます。

次に、今後、自分が必要とする進化を選び、それに取り組むことでエネルギー増大を目指します。

さて、あなたはどんな進化をここまで遂げてきたでしょうか?

そして、今、必要としているのはどんな進化でしょうか?

ぜひこのツールとともに振り返るとともに、計画してみてください。

外部にエネルギー源を持つ

最後に少し視点を変えて紹介するのがこちらです。

ツール「サポーター100のリストをつくる」Test.jp 内「コーチヴィル」より

自分自身の手、頭、体を動かし、責任を持って取り組むことは素晴らしいことですが、自分一人でできることには限界があります。「なんでも自分で」は手放すべきです。

必要に応じて、専門家や仲間の力を借り、互いに得意分野・専門分野を活かし合えるチームを持てば、エネルギーもパフォーマンスもアップします。

そのためには、必要になったとき急に、ではなく、日頃から関係性をつくっておくことが必要です。

そこで役立つのが「サポーター100のリストをつくる」です。

このツールでは、100人を目安に、力を借りたり、相談をしたいと思う人物をリストアップし、その人に自分のサポーターになってくれるようお願いします。いわば外部にエネルギー源を持つイメージです。

このとき、重要なポイントが二つあります。

まず一つ目は、助けてもらうばかりではなく、自分にもできることがあれば相手のサポーターになることです。そうすることで相手の役に立つことはもちろんですが、実はそこには嬉しいオプションもあります。なぜなら、誰かの役に立つということは、実際エネルギーが上がる体験でもあるからです。

そして、もう一つは、サポーターにはできるだけエネルギーレベルの高い人を選ぶということです。なぜなら、エネルギーの高い人同士は互いに良い影響を与え合うからです。これは裏返せば、自分自身のエネルギーレベルに責任を持ち、良い状態をキープする必要性にもつながります。

さて、いかがでしたか?

重要なのは、まず、自分のエネルギーレベルに意識を向けることです。

たとえば一日一回、自分のエネルギーレベルを把握し、より良い状態へのヒントを探る時間を持つことを習慣化してみてください。

こちらもチェック!

コーチングツール活用講座

『価値』と『ニーズ』 自分の原動力を知り、自分を活かす

行動や思考の元となる「価値」と「ニーズ」は、人それぞれ。「価値」と「ニーズ」を通じて自分の原動力を知り、うまくつき合うことでエネルギーアップを目指そう!


この記事を周りの方へシェアしませんか?

この記事はあなたにとって役に立ちましたか?
ぜひ読んだ感想を教えてください。

投票結果をみる

※営利、非営利、イントラネットを問わず、本記事を許可なく複製、転用、販売など二次利用することを禁じます。転載、その他の利用のご希望がある場合は、編集部までお問い合わせください。

アセスメント

コーチング・プログラム説明会 詳細・お申し込みはこちら
メールマガジン

関連記事